高円寺合気道クラブ事務局

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小さな体でも大きな人を投げられる理由

合気道は力でやるものではありません。よく言われることとして、「老若男女できる」という特徴があります。それは、多少体格差があっても大丈夫ということです。ちなみに体格差により最も影響するのは、力の強さです。体格が大きいほど力があり、体格が小さいほど力がない。子供よりも大人の方が力があります。子猫よりもライオンの方が力があります。一般的な競技であれば、体格差は勝敗にかなりの影響を及ぼします。しかし、合気道は勝ち負けを競いません。合気道は、力対力で争うものではないのです。そのような中、老若男女できるというのは、力では敵わない相手に対しても技を決めることができるということです。その一つのアプローチとして、「力学的な働きを利用する」という考えがあります。力学的に攻めることで、元々の力の差を無いものとするのです。いくつか例を挙げてみましょう。コマの原理コマは大きいほどゆっくり回ります。逆に小さければ速く回ります。さらにコマの軸が真っ直ぐに立っていないと回ることができません。こういった考えから、四方投げでは自分の軸を真っ直ぐに立たせ、相手に対して小さく回るようにして振り返ると技が決まりやすくなります。振り返るときに相手に手を持っていかれる人は、自分が回る位置を確認しましょう。ベクトル相手が動く方向と逆の方向に押すと、力がぶつかります。力がぶつからないのは、相手と自分との力の角度が小さい方向です。入身転換は相手が手を掴みに来た方向に沿わせるようにして行うと、抵抗がなくなります。また、そこから上段呼吸投げに入る際も、相手を投げようとする意識だとぶつかる方向に持っていくことになります。そうではなく、相手の手を上に持っていくようにして投げれば、力はぶつかりません。重心への働きかけ物には重心があります。重心とは、その物体の重さの中心のことです。重心に力が及ぶように働きかけると物体は楽に動かせますが、重心がズレたまま力を加えても動かすのは大変です。入身投げでは、相手の後ろの肩に手を回しますが、それよりも抑えた手を回して投げたくなります。しかし、相手の重心とズレた方向では動きません。できれば相手の重心に働きかけたいところです。そのためには、肩の方の手で相手を誘導するのが効果的です。イメージとしては、社交ダンスで男性が女性を後ろからそっと寄り添ってリードする場面です。全身の力を利用する相手に負けまいと投げてやろうとする意識が強いほど、手に力が入ります。そうすると体の力が使えずに手だけになるので、却って力が使えないのです。筋肉量として、腕の筋肉よりも背中の筋肉の方がたくさんあるのでそれを使った方が力が使えます。座技呼吸法では、相手を横に転がす意識だと手だけでやることになります。背中の筋肉も含めた全身の筋肉を使うためにも真っ直ぐに前に押し出すようにすると良いでしょう。但し、そのまま前に押し出すと相手は後ろに倒れてしまうので、少し角度をつけて自分は真っ直ぐに押すと相手に力が伝わります。以上、簡単な例を挙げましたが、それ以外にも多くの考え方により、技を決めることが可能です。力の伝わりやすい場所、力を入れやすい方向などを考える必要がありますが、そこで邪魔するのは相手を投げようとする意識です。それをなくすのも精神修行のひとつとなります。合気道は、心の修行になるのも特徴的です。

早起きの習慣を作るための12の方法

朝が苦手だけど、早起きの習慣をつけたいという方のために、早起きの方法についてご紹介します。早起きができれば、時間が増えます。一日を有意義に過ごせることでしょう。以下の方法をきちんと実行すれば、きっと早起きになれます。早起きの習慣を作るための12の方法①朝起きたら日光を浴びる人間は本来25時間周期の生き物です。しかし、日光を浴びる事でメラトニンというホルモンが生成されて、周期が短くなっていくので早起きできるようになっていきます。朝起きたらすぐにカーテンを開けて、日光を取り入れてください。②寝る前に○時に起きると決める起きたいと思う時間を意識してから寝てみてください。あなたの無意識が調整をして起きやすくなるのです。③アラームを少し離れた所に置くアラームをセットしてから寝ると思いますが、朝に鳴ったアラームを止めるために起き上がるようにしましょう。布団から出る環境を作ることで目を覚ましやすくします。④前日は早く寝る寝る時間が遅くなれば、早起きしても眠気が残ります。ある程度の睡眠時間がないと朝も起きられません。⑤体を動かしておく前日に少しでも体を動かすようにすれば眠気が来ます。結果的に早く寝るようにもなります。⑥昼寝により眠気を調整する早起きして睡眠不足を感じるのであれば昼寝をしましょう。眠気を気にして寝れる限り寝たいという気持ちは払拭されます。日中の眠気は調整できるので安心して早起きしてください。⑦昼寝は長すぎないように昼寝をするにしても、長時間となると体内時計のバランスが崩れます。15分程度が理想です。仮眠を取る前にコーヒーなどカフェインを摂取して、目覚めやすくするのも良いです。⑧アルコールを飲みすぎない飲みすぎると起きられません。本当は寝る3時間前には飲み終えると良いのですが、飲みたい方は蒸留酒が良いです(個人差はあるようですが)。⑨起きないと損をする理由を作る理由がないと起きる意欲が湧きません。起きなければ損をする理由があると起きやすくなります。⑩起きると得をする理由を作る起きると良い理由を作りましょう。上の損をする理由と合わせて考えると良いですね。⑪少しずつ起きる時間を早くしていくいつも8時に起きている人が、いきなり6時に起きようとすると大変です。毎日5分ずつの早起きを繰り返していけば負担が減り、1ヶ月で2時間の早起きになります。⑫寝る時間、起きる時間を記録する可視化は最大の意識付けです。目に見える形にする事でモチベーションの維持にもつながります。最後に私は合気道の朝稽古に出たいがために早起きを続けた結果として朝型人間になりました。結局は自分に合うやり方を模索するしかありません。1つで上手くいくかもしれませんし、複数の組み合わせが良いかもしれません。まずは何か1つでも試してみてください。やってみないと始まりませんよ。

指導者の目が行き届きやすい少人数稽古は成長スピードが加速する

名の通った道場や規模の大きな道場は、信頼感が持てますよね。そこの先生は多くの弟子たちから師事され、対外的にもネームバリューがあります。できれば、その先生にしっかりと習いたいと思うでしょう。しかし、いざ稽古が始まって指導を受ける段階になると、そういった道場は先生の存在が遠すぎます。一度の稽古で20〜30人くらいとなると、指導者は参加者一人一人を認識できなくなるのです。直接先生に教えてもらいたいと思っても、十分な指導を受けられるのは高弟のみ。人数の多い道場では先生に直接教えてもらえることはほとんどありません。指導役となる先輩メンバーがいたりもしますが、稽古の度に指導役が変わるので、言われる事も毎回違ってきます。それにより、自分が成長しているのか、上手くいっているのかも分からなくなります。また、指導役が多ければ情報の観点も増えますが、一貫性がなくなってきて、却って稽古の進め方に迷いが生じる事になります。結果的には、自分を狂わせるのです。それが成長速度を遅らせます。実は、早く上手くなるためのポイントもここにあるのです。さて、その一方、先生の存在が近くにあり、個人の成長に合わせて稽古メニューが構成されるとすれば、自分に合った稽古ができると思いませんか?それが適うのはどういった道場でしょうか。そのキーワードが『少人数制』です。少人数制の道場では指導者の目が隅々まで行き届きます。その結果として、個人の課題も見えやすくなって、アドバイスも個人に合わせたものとなります。人数が少ない道場の方が手厚い指導が受けられるのは当たり前です。もちろん指導側の回転効率は悪くなります。その点がデメリットになるのは仕方ありません。しかし、しっかり習いたいのであれば、少人数制の道場の方が良いです。その時の参加者が数人程度であれば、違うレベルであっても同じ流れでレベルの違う事を教えるのも可能なのです。少人数クラスはほとんどプライベートレッスンと変わりなく進められます。学習塾なんかでも「個別指導」を謳いますが、ひとりひとりに合わせた指導を行う事で、成長スピードは圧倒的に変わります。単に少し体を動かしたい程度なら何でも良いでしょうが、きちんと進めていくならそういった事を考慮した方が良いと思います。自分に合った指導を受ける事は、成長の近道になるという事を覚えておいた方が絶対に得ですよ。

朝のジョギングよりも合気道の方が続けやすい理由

晩酌は欠かせません!家に帰って晩御飯の時には、冷蔵庫から缶ビールを出してきて、プシュッ!口をつけて、ゴクリと最初の一口が最高ですね。家族は白いご飯を食べますが、自分は体重も増えるからと言ってご飯は食べません。その分アルコールを飲めるという考え方です。そんな日々を送っているのがアラフォーのAさん。実は、先月の健康診断でコレステロールが高めとの結果が出ていました。「そういえば腹周りも少し気になってきたし、学生時代はあんなに痩せていたのに、いつの間にか自分も中年の仲間入りか……最近体も動かしていないし、ジョギングでも始めてみようかな」一念発起して、早朝ジョギングを始めようと決めました。早朝ジョギングに挑戦!しかし、続かず…いつも7時に起きるのを、明日からは6時に起きてジョギングの予定です。そう思って目覚まし時計をセットした翌朝。「ジリリリリリリリリ!!!!」う、うるさい……もう少し寝たい……そんな気持ちが上回り、その日はジョギングを断念しました。「明日から頑張るぞ!」続けられない人が口にする典型的な言葉ですが、Aさんはどうなるでしょうか。そして、さらに翌日。「ジリリリリリリリリ!!!!」う、今日こそは起きないと……。そう思いつつも布団から出たのは6時15分。とりあえず遅刻はしたものの、着替えて軽くジョギングを始めました。近所にグラウンドがあって、朝イチは開放されています。トラックをグルグル回ることで距離も明確にわかります。走り始めて200メートル。朝日が上ってきて、ほんのりとした日差しが心地良く、澄んだ空気を口から胸いっぱいに吸い込みます。清々しい。朝から動くのは気持ちが良い。そう思いながらさらに走り続けました。しかし、気持ち良さを感じたのは5分くらいでした。距離にして1km弱といったところ。だんだんと呼吸も苦しくなって、足も重くなってきました。無理しない程度でも2kmくらいは走れるかと思っていたのですが、代わり映えのしない景色にも飽きてきました。今日は初日だから軽めにするか…そう思いながら1kmほど走ったところで終了です。またさらに翌日になると、「昨日走ったから今日はやめておくか…」その考えが出てきた時点で習慣化はされません。結局、Aさんは1日走っただけで、元の運動しない生活に戻っていくのでした。おしまい続かないことに理由があるこのような話は自分に当てはまることはありませんか。周りでもそんな方、いませんか。このAさんの事例ですが、失敗するだけの理由があります。①必要性がなければ、やりたいこと以外できない1つ目の理由は「早起きの必要性がないこと」です。わざわざ朝起きてまでジョギングをしたいとは思っていなかったAさん。体型を気にして何かを始めようとは思っても、わざわざ走ることでなくても良かったのです。ちなみにダイエットも同じですね。少し気になるくらいであればモチベーションが低すぎです。筋力をつけるために掛ける負荷よりもモチベーションの方が弱ければ、続かないことは明白です。②登山初心者はいきなりエベレストに登れない2つ目の理由は「無理にやろうとすること」です。今まで全くしていなかったことを、いきなり毎日しようとなると絶対にできません。目標が高すぎると心がついてきません。さらに体への負担も大きかったことでしょう。登山初心者はいきなりエベレストにチャレンジしません。まずは高尾山の登りやすいルートから始めましょう。その上でもう少し高い山、少しだけ険しい道を選んでいきましょう。一歩ずつ、階段を上るように目標を設定するのが大切です。③いでよ、ドーパミン!3つ目の理由は「達成感がないこと」です。何となくやってみるのでは、長続きしません。それに取り組むこと自体に喜びがなければ、またやりたいと思えないのが人間です。毎回やることに達成感を作ることが継続するカギとなるのです。そのためには、足跡を残す(記録)ことも必要ですし、証があると良いのです。達成感なきところにドーパミンなし!達成感を演出して、ドーパミンを出しましょう!④群れることには意味がある4つ目の理由は「一人でやっていること」です。一人での活動はやっぱり寂しいですよね。一人の時間を大切にするためなら、それは良いと思います。しかし、一人の時間を過ごす以外の目標があるのなら、絶対に仲間がいた方が良いです。仲間がいれば励まし合うことができます。切磋琢磨もできます。また、その道の先輩であれば、習うこともできるのです。一人で活動するのとでは、その後の継続性に雲泥の差が生まれるものです。合気道の早朝稽古のメリットこのように早朝ジョギングを続けていくのはなかなか大変です。上手く軌道に乗せられれば良いですが、手軽に始められる分、やめるのも手軽です。そういった方にオススメなのが、合気道の早朝稽古です。合気道の早朝稽古は、朝という気持ちの良い時間帯に体を動かします。静かな朝の時間帯だからこそ、集中できるのです。稽古日が決まっているので、その日以外は早起きの必要はありません。メリハリがつくので、毎日やらなければならないという強迫観念もありません。むしろ明日は合気道の日だから、今夜は早く寝ようと思えるようになります。無理する必要がないということです。また、苦しくなるほどの運動でもありません。夜であればそういうケースもありますが、朝は感性の方が優先されます。だからこそ適度な運動量になります。キツすぎる負荷は却って良くないのです。そして、段や級がもらえるので、目標になります。続けていく中で、技を覚えて、審査を受けて、合格しては次の段級位を目指していきます。常に目標ができるのです。合気道の昇段、昇級は、続けていくことが条件の一つになっているので、継続することも求められます。さらに一緒にやる仲間がいます。合気道は二人一組以上で稽古をしていくので、誰かと共に進めていくわけです。一人では誘惑に負けることもありますが、仲間がいれば頑張れるそんな気持ちが湧いてきます。合気道の朝稽古は、少し運動をしてみようと思う方には最適なのです。早朝ジョギングや早朝散歩も良いですが、合気道早朝稽古は最高ですよ!

稽古日のスケジュール例

平日早朝稽古のイメージ立川在住、新宿勤務(システム開発、9時出勤)5:00 起床、準備5:30 自宅出発、最寄駅に向かう5:40 JR中央線乗車(立川)6:10 JR中央線下車(高円寺)6:20 道場到着、着替え等準備6:30 稽古開始7:30 稽古終了、着替え・後片付け7:45 道場出発、高円寺駅へ7:55 高円寺駅前で軽く朝食8:35 JR中央線乗車(高円寺)8:45 JR中央線下車(新宿)8:55 出勤、勤務開始5時に起きて、途中下車にて稽古をしてから仕事に行きますが、朝食を取る時間もあるので、落ち着いてから仕事を始められますね。阿佐ヶ谷在住、中野勤務(不動産営業、10時出勤)5:40 起床、準備6:10 自宅出発、自転車にて道場へ6:20 道場到着、着替え等準備6:30 稽古開始7:30 稽古終了、着替え・後片付け7:45 自宅へ戻る7:55 朝食、準備8:55 仮眠9:35 自宅出発、仕事へ9:45 JR中央線乗車(阿佐ヶ谷)9:50 JR中央線下車(中野)9:55 出勤、勤務開始道場まで自転車圏内で、稽古が終わってから一度自宅に戻って仮眠する余裕もあるので、仕事中に眠気に襲われる心配はありません。週末稽古のイメージ高円寺在住の親子(父45歳、男の子10歳)7:15 起床、準備8:05 自宅出発、道場へ8:15 道場到着、着替え等準備8:30 稽古開始9:30 稽古終了、着替え・後片付け9:50 自宅へ戻り、朝食の後は自由親子で一緒に稽古ができて、稽古の後でも時間がたっぷりなので、他の趣味を楽しむのも良いですね。週1日からの新しいライフスタイル朝の時間に体を動かすことによって、その日1日は気分よく過ごせます。かと言って平日の仕事前に毎日稽古をすると大変ですが、週に1日くらいだと日常生活にメリハリがつくようになります。その1日の気分の良さを一度でも味わえば、他の日も徐々に朝から活動するのが気持ち良く感じるようになり、それが早起きの習慣作りに結びついてくるのです。毎日早起きすべきとまでは言いませんが、早起きして活動することでしか得られないものがあるので、ぜひ試して下さい。

合気道を護身術にするための正しい捉え方

人通りが少ない道は、街灯もあまりありません。夜に女性が一人で歩くにはとても怖いと感じるでしょう。一人の女性がそんな道を歩いている時に後ろからつけてくる男がいます。嫌な予感がした彼女は少し歩みを速めます。しかし、その男も同じようにスピードを上げて追ってきました。恐怖心を持った彼女は、さらに小走りになって逃げるように進んでいきます。ですが、男もスピードを上げて走ってきました。そして次の瞬間に襲われることになったのです。彼女は自分の身を守れると思いますか?また、小学生2年生になる子供たちが公園で遊んでいました。何人かの友達も一緒に遊んでいましたが、ある男の子がトイレに行くためにその集団を離れることになりました。トイレは少し離れたところにあります。公園にいる他の人たちからも少し目が届きにくいところです。それを狙って様子を伺っている男がいました。その男はその子に声を掛けてきました。そして、その子を連れ去ろうとするのです。その子は自分の身を守れるでしょうか?こういった状況に遭遇してしまった場合、護身術を習っておけば身を守れると思いますか?掴みかかってくる相手の手を振り払い、投げ技を決めたり、関節を押さえたりといったことができるでしょうか?断言します。女性や子供であるなら間違いなく無理です。体格や体力に絶対の差がある場合には、相手を攻撃するような護身術は役に立ちません。相手を襲うなら、圧倒的に弱そうな人を襲うので、体格差があるのは大前提です。体格差がある場合に身を守ることができない。これは合気道に限らず、空手やボクシングなど格闘技全般に言えることです。もし、相手を倒すことを目的にやるのであれば、少なくともその道のプロやそれに近いレベルになる必要があります。そこまでやるなら、相手を攻撃するのに役立ちます。ですが、そこまでやるのは本当に大変です。ちょっとした習い事では、その道のプロ級のレベルまで持っていくのは不可能です。多少の兵法を習っても、却って力を持ったと勘違いしたり、調子に乗ってしまって危険になる場合が多いのです。『生兵法は大怪我のもと』です。ですが、それは犯罪を想定した場合の話です。子供が強くなることでイジメられないようになりたいというのなら、護身術は役に立つと言えます。体格差がそれほどないのであれば、武を身につけることで相手よりも優位になることができるのです。攻撃されることへの抵抗力をつけておくことも意味がありますし、それを打ち払う力になります。そういったことを目的にする場合に、最もオススメしたいのは合気道です。合気道は、相手の攻撃に対して技を行います。基本的に自分から攻撃を仕掛けることはありません。相手が攻撃してきたのを、さばいたりしながら制します。だからこそ、護身になるのです。いたずらに攻めることをしないので、不必要に人を傷つけることもしません。イジメる側に回ることもありません。また、合気道ではケガをしないために受身を取ります。相手の投げる方向に合わせて自分の体を持っていきます。自然体で相手の投げを受けることを意識して稽古するので、いざという時に体が反応するようになります。それは事故などの防止にもつながるという結果を生むのです。さらに、稽古を積み重ねていくことで危機意識が高まるという側面もあります。間合いの稽古によりこれ以上はマズいといった感覚も磨かれます。そうなれば、危険そうなところには最初から近づかないといった考えにもなります。それらの意味でなら合気道は護身のための手段になります。護身術というものを正しく捉えて、ぜひ目的に合った武道を始めてほしいと思います。

早起き朝稽古の魅力

私は朝が苦手でした。休みの日は、起きたらすでに午後。すぐに夕方になって、夜に飲みに行けばその日は終わり。そんな日常が当たり前でした。しかし、それは10年前までのこと。合気道の朝稽古を始めてからは、7時に稽古に行き8時過ぎに終わっても、まだまだ時間があります。その日一日は、まだ始まったばかりだと改めて実感するのです。平日は仕事に行くため、午後まで寝ていることはないのですが、それでも始業開始時刻に間に合うギリギリで、朝に余裕はありませんでした。それが週末の朝稽古によって少しずつ早起きができるようになっていきました。朝稽古をするようになって最も変わったこと、それは『時間の使い方』です。一日は24時間しかありません。朝を充実させることで、その後の充実度が変わります。「終わり良ければすべて良し」の言葉から最後さえしっかりしていれば問題ないと言う人もいますが、スタートで出遅れた場合には、それを取り戻すのに時間が掛かるのは確実です。早起きをして早いスタートを切っておけば、日中の動き出しも必然的に早まるのです。時間の使い方が上手い人の方が、朝を上手く使っています。とは言ってももちろん、良いことばかりではありません。冬の朝は起きるのが大変です。布団は鉛のように重く、身体を起こすことだけでも一苦労です。時には日中に睡魔が襲ってくることもあるでしょう。私も睡魔とよく戦い、仮眠を取って調整をしています。そんなところがデメリットです。しかしながら、そのデメリットを超えるメリットが他にもあるのです。まずは、朝に稽古をする『爽快さ』が挙げられます。仕事を終えた後の夜の稽古では、心も身体も疲れた状態でスタートするので終わった時にはさらに疲れています。しかし、朝だと気力も十分な状態での稽古なので、『爽快』な状態で終わるのです。集中力も全く違います。また、朝の方が『感性が高まりやすい』ので、気づきがとても増えます。朝から感性を高めておくと、その日一日何をやっていても気づきが多くなり、合気道の特徴である相手の意識を感じる稽古により、他人の気持ちなども理解できるようになっていきます。そして、都合もつきやすいので稽古が続けられるのです。朝に予定が入ることはほとんどないので、仕事が忙しくて稽古時間に間に合わないといった状況がありません。『稽古を続けやすい』というのもメリットです。合気道をやるのであれば、私は絶対に朝稽古が良いと思っています。ぜひ早起きをして一緒に朝稽古をしませんか。朝稽古をお考えであればこちらからお願いします。